保護犬もしつけはできる!慣れない暮らしに不安な半年で起きた変化とは?

保護犬

「いつまでたっても懐かない」
「目を合わすと逃げる」
「ご飯を食べてくれない」
「隅っこで固まっている」
「音や声に反応して震える」

“怖がりで慣れるまで時間がかかる”と分かって保護犬を引き取っても、愛くるしい犬のイメージと真逆な姿が続けば不安になり、「大丈夫!いつか慣れますよ」と言われても“懐いた姿が想像できない”ですよね。

わたしもそう思っていました。

しかし、成犬の保護犬を迎えて半年。おすわりとトイレを覚えて、鼻先でツンと触れるような控えめなアピールをしてくれるようになったのです!

ここから先は、「本当に懐くの?」「保護犬はしつけできるの?」と思われた方に向けて、半年で起きた変化と現在の様子を紹介します。

成犬の保護犬でもしつけはできる?

ビクビク震えたり、ケージから出てこない姿を見ると「しつけなんて無理無理!!!」と思いますよね。

わが家の愛犬は、2歳前後で保健所に収容された元野犬です。病気が見つかり、2年間ボランティアさんのお家で暮らし、推定4歳でわが家に迎えました。

音や声に反応してブルブル震える、体に触られるのを嫌がるような子ですが、迎えて半年がたつころに、トイレ、おすわり、お手、少しだけ意思疎通ができるようになりました。

「それって“しつけ”と言えるの?」という声が聞こえてきそうですが、人を避けて生きてきた元野犬は、“人と暮らせる”だけで100点!目が合ったら天才です!!

たかお
たかお

保護犬を迎えた時と現在の様子を聞いた「里親さんインタビュー」も参考にしてくださいね!

慣れない暮らしに不安な半年で起きた変化

食べなくて心配した子がご飯を催促

愛犬を迎えて1番の困ったのは、ご飯を食べないことです。

3種類のドッグフードをローテーション、トッピングの追加で少しは改善しましたが、効果があるのは最初だけ。給餌量を1度で完食することは、ほとんどありませんでした。

食べるようになるどころか残す量が多くなり、手作りご飯をスタート。

これをきっかけに、隙間からこっそりキッチンを覗いたり、ご飯が欲しくておすわりとお手をするようになりました!

トイレは外派に!失敗はほとんどなし

個体差はありますが、1日に3〜5回の排泄ですむ成犬は、子犬に比べてトイレのコントロールがしやすいです。

トイレトレーニングのやり方は、詳しく紹介されているサイト様がたくさんあるので、ここでは省略させていただきます。

わが家の合言葉は「ちっち」と「ぷっぷ」。朝は「ちっち行く?」と声をかけるまで、ドッグスペースでのんびりしています。

時間がくると開けてもらえると理解したようで、ドッグスペースの扉を噛んだり、引っ掻くこともなくなりました。

排泄の回数は、朝、夕方、寝る前の3回です。トイレシートも準備していましたが、外派になったため今は使っていません。

たまにマットの上でおしっこをしてしまいますが、「トイレの場所を覚えてくれない」は人間の都合で、“シートを敷いていない”わたしの責任です。

人間の赤ちゃんがオムツを履き、成長とともにトイレで排泄する習慣を身につけるように、時間をかけて向き合いたいと思います。

トイレに行きたい時は立ち上がって教えてくれます

控えめすぎるアピールが愛おしい

ドッグスペース、机の下以外の場所でくつろぐ時間が増えました。

足を投げ出して横向きに寝ている姿は、リラックスしている証拠です。とはいえ、音に反応してすぐに起き上がったり、人が動くと目を開けたりと、警戒している様子がひしひしと伝わってきます。

甘えて擦り寄ってくることも、尻尾を振ることもない。震えて不安そうな表情をしていた子が、足元で休み、鼻先がわたしにちょっとだけ触れる…その控えめなアピールが、たまらなく可愛いです。

リビングで過ごせるようになり、新しく「来客に吠える」という課題が生まれましたが、ドッグスペースの活用ですぐに解決できました。

人と一緒に歩けるだけで100点!

元野犬といっても「散歩が大好きで、準備すると喜ぶ子」もいれば、「出かけるのは最小限、家にずっといたい」タイプもいます。

うちの子は後者で、庭で排泄を済ませたら玄関へダッシュ!!迎えてしばらくは、ほとんど散歩ができませんでした。

犬は毎日散歩が必要というイメージから、「散歩しないと運動不足になりそう」と心配になりますよね。

しかし、人を避けてお山で暮らしてきた野犬、警戒心の強い保護犬が、リードをつけて人と一緒に歩けるだけで100点です。

まずは、人や車があまり通らない夜の散歩からスタートし、家の敷地から出ることを目標にしました。

まとめ

保護犬は懐かない、慣れないというイメージがあるかもしれませんが、時間をかけて向き合えば必ず心を開いてくれます。

家族に慣れるペースは、子犬、成犬からの譲渡の違い、性別、家庭環境によって変わりますが、少しずつ信頼されていく過程に幸せを感じられるのは同じだと思います。

静かで落ち着いていて、無駄吠えもなく、鼻先でツンと触れる控えめなアピールも保護犬の魅力です。

保護犬を迎えたいけど不安な方は、性格やお散歩の様子が分かるボランティア譲渡を考えてみてはいかがでしょうか。

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